「草絵」は、画家が絵の具の様々な色を用いて表現し創造するものと同様に、紙を使って作り出す芸術に他ならない。
 道具は、色紙とはさみ、そして糊。いろがみを様々な形に切り、色紙や屏風に貼る。様々な形となったいろがみが配置され、重ね合わされる。
 幻想の赴くまま、心に浮かぶ形が。具象・抽象となり姿を現す。
 台紙の上に前もって下絵が描かれることはありません。さまざまな形をしたいろがみの選択と配置によって、瞬間瞬間の詩的感興がユニークに現れる。
 その題材、着想は多種多様、いかなる制限もない。

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